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ムサビ短大を卒業して今の仕事をするまで

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ムサビ短大を卒業して今の仕事をするまで


みおさん
イラストレーター・絵本作家のささきみおです。

母校を卒業してから今の仕事をするまでの経緯について書いていきます。
美大に行かれる方、美大から就職される方に少しでもご参考になると嬉しいです。

 

ムサビの2年間

今はムサ短はなくなってしまってしまいましたが
当時あった武蔵野美術大学短期大学部美術科に通っていました。

お世話になってからもう随分たってしまいましたが
その頃の楽しさは衝撃的でした。

美大の空気がとても吸いやすくて
生き返った気分でした。

短い間でしたが現在の仕事の基礎となった時間でした。
この時は油絵画家になりたいと思っていました。

 

 

林学科の4年間

大学二つ目。一浪。

興味のあった自然科学を学ぶため、
その時は研究職につきたいと思い
美大卒業後、理系に転向して勉強しました。

ムサビでは個性の追求を学びましたが、
日大農獣医学部林学科では、数世代で
作り上げていくことについて学びました。

集まってくる学生のタイプも全く違います。
そこが興味深かったです。

自然科学を学びながらも絵は描いていました。
地元公募展に出品していました。
20代、何度か油絵で個展を開いてみて
アーティストとして油絵を一枚一枚売るより、
商業絵描きとして注文を受ける方が好きだと思いました。

 

 

デザイナー

広告代理店3年
パッケージデザイン2年
お世話になりました。

こちらでパソコンの使い方を学ばせて頂いたり
デザインを教えて頂きました。

 

 

フリーイラストレーター

30歳になった時に、会社をやめてフリーランスのイラストレーターになりました。

どうやって仕事をとっていたかというと
学生時代から、教材を作っている出版社さんのお仕事を頂いたり、
幼児教室で教材イラストを描かせて頂いていたので
その実績を生かしてホームページを作り、自分で仕事をとろうと思いました。

当時はホームページが今ほど多くなかったので
SEOやなどの知識がたいしてなくてもアクセスを集められました。

始めは、どんな絵も描いていました。
ご依頼があればなんでも嬉しくてチャレンジしました。

そのうち、反応の良いイラストの傾向がある事に気がつきました。
それが子供向けのイラストでした。

描いていても楽しいし、ご依頼も多いため
子供向けイラストにお仕事に絞っていきました。

 

 

イラストレーター・絵本作家

子供向けイラストを描かせて頂いているうちに
編集プロダクションの方から「お話を書いてみる?」
とお声かけ頂きました。
お話づくりは教わった事はなく、書いた事もありませんでしたが
お言葉が嬉しくて書かせていただきました。

そのことがきっかけです。
そこから、少しずつイラストとお話のセットでご依頼頂ける機会が出てきました。

 

 

まとめ

はじめから確固たる将来の仕事への展望はありませんでした。
いきあたりばったり。
準備もなかったし、いったりきたりで積み重ねも微妙です。
その都度目の前のこと、できることをやってきたように思います。

好きなことはその人の中で変わらないので
それが軸になるのかもしれません。

迷いましたし、失敗もしました。
今も迷っているし、失敗も多い。

どうせ迷いも失敗もするんだから、今できることを
もくもくとやっていこうと思います。

 

 

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